ぽんたが1歳半検診で引っかかったとき、私には何の知識もありませんでした。
「どんな支援が受けられるの?」「どこに相談すればいいの?」
わからないことだらけで、最初はとにかく右も左もわからない状態でした。
あの頃の私が知っていたらよかったと思う福祉サービスや制度を、今日はまとめてお伝えします。
この記事でわかること
- 知的障害・発達障害のお子さんが使える福祉サービス・制度の種類
- 何から申請すればいいかの順番
- 実際に使ってみてよかったこと、気をつけること
申請はこの順番がおすすめ
制度を一つずつ知る前に、全体の流れはこちらです。
- 市区町村の障害福祉窓口に相談する(すべてここから始まります。「うちの子が使える制度を教えてください」でOK)
- 受給者証を取って児童発達支援・放課後等デイサービスにつなげる(うちもこれが最初でした。療育は早く始めるほど子どものためになります)
- 療育手帳を申請する(判定が出たら。手当・割引など多くの支援の入口になります)
- 特別児童扶養手当を申請する(金額が大きいので忘れずに)
- 生活を支える制度を足していく(ショートステイ・日常生活用具・自治体独自の手当)
受給者証が最初にできるのには理由があります。受給者証は療育手帳がなくても申請できるんです。医師の意見書などがあれば取得できるので、診断や判定を待っている段階でも療育にはつながれます。グレーゾーンと言われているお子さんも、まず窓口で相談してみてください。
ひとり親の方は、児童扶養手当などさらに使える制度があります。こちらにまとめています。

ここからは、それぞれの制度を詳しく紹介します。
① 療育手帳
知的障害のある方が取得できる手帳で、障害の程度によって重度・中度・軽度に分かれています。取得は市区町村の窓口から申請できます。
手帳を持っていると、動物園や水族館などの施設が無料・割引になったり、駐車場や公共交通機関の割引、税金の控除など、日常のいろんな場面で助かることがあります。高速道路のETC割引にも使えたりします。
診断がついていないお子さんや、障害の程度が軽めのお子さんの場合は、将来への影響も含めて専門家に相談してから決めるのがいいと思います。
療育手帳については、取得を迷っていた私の体験談と、使える手当・割引の一覧を別の記事に詳しくまとめています。


② 特別児童扶養手当・児童扶養手当
特別児童扶養手当は、障害のある20歳未満のお子さんを育てている保護者に支給される国の手当です。障害の程度によって1級・2級に分かれており、支給額が変わります。
私はネットで調べて存在を知り、市役所の窓口に行って申請しました。申請に必要な書類は自治体によって異なることがあるので、まず窓口に確認するのが確実です。
また、ひとり親家庭を対象にした児童扶養手当という制度もあります。収入によって支給額が変わるので、詳しくはお住まいの市区町村窓口に確認してみてください。
金額・申請方法・体験談はそれぞれ別の記事で詳しく書いています。


③ 児童発達支援・放課後等デイサービス
児童発達支援は主に未就学のお子さん、放課後等デイサービスは就学後のお子さんが対象で、どちらも受給者証が必要です。
デイサービスがない生活は考えられないくらい、うちにとって欠かせない存在になっています。困ったことや対処に迷うことをすぐ相談できるのも、専門家がいてくれるからこそありがたいです。
ただ、事業所の数が多い分、質にばらつきがあるのも事実です。見学は必ずして、子どもが日常生活や人との関わりで必要なスキルを身につけるための専門的なプログラム(SSTといいます)など、きちんとした支援を取り入れているか、ただの預かり場所になっていないかを確認することをおすすめします。
放課後等デイサービスの選び方・見学のポイントは、こちらの記事で詳しく書いています。

④ ショートステイ
施設に短期間宿泊できるサービスです。受給者証があれば利用できます。
わたしがショートステイを実際に利用してみて思ったのは、親の心の休息になるということ。離れている間は罪悪感もあるけれど、久しぶりに会ったときいつもより優しくなれている自分に気づきました。
施設によって受け入れ状況が異なるので、まずはお住まいの地域の施設か相談支援専門員に問い合わせてみてください。
⑤ 日常生活用具の給付
障害のある方の日常生活を助けるための用具を給付してもらえる制度です。(例:おむつ、おしり拭き等)
自治体によって制度が違うので、利用できるのに知らないと自腹で買い続けることになります。対象になるかどうか、まず窓口に聞いてみてください。
⑥ 相談支援専門員
使えるサービスの選定や申請のサポートをしてくれる専門家で、いわば「福祉サービス全般の窓口」のような存在です。

⑦ 自治体独自の手当も忘れずに
国の制度のほかに、自治体独自の手当や助成がある場合もあります。「他に使える制度はありますか?」と窓口で一度聞いてみるだけで、意外な制度が見つかることがあります。
まとめ
| サービス・制度 | 対象 | 問い合わせ先 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|
| 療育手帳 | 知的障害のある方 | 市区町村窓口 | 体験談・手当・割引一覧 |
| 特別児童扶養手当 | 障害のある20歳未満の子を育てる保護者 | 市区町村窓口 | 詳細 |
| 児童扶養手当 | ひとり親家庭など | 市区町村窓口 | 詳細 |
| 児童発達支援 | 未就学のお子さん(受給者証が必要) | 市区町村窓口・相談支援専門員 | - |
| 放課後等デイサービス | 就学後のお子さん(受給者証が必要) | 市区町村窓口・相談支援専門員 | 選び方 |
| ショートステイ | 受給者証をお持ちの方 | 市区町村窓口・相談支援専門員 | - |
| 日常生活用具の給付 | 障害のある方 | 市区町村窓口 | - |
| 自治体独自の手当 | 自治体によって異なる | 市区町村窓口 | - |
「こんな制度があるんだ」と知るだけで、申請への一歩が踏み出しやすくなると思います。困ったときはひとりで抱え込まず、まず相談してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊

