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「特別支援学校」入学前の不安が、入ってみたら吹き飛んだ話

日常のこと
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ぽんたが就学するにあたり、特別支援学校という選択肢を初めて知りました。

普通の学校に行かないということは、将来どうやって生きていくんだろう。ちゃんと学べるのかな。友だちはできるのかな。なにも知らず、不安しかありませんでした。

実際に特別支援学校に通う今では先生の支援の手厚さ、個人の特性に応じた教育、自立に向けた学習内容に感謝しかありません。

この記事では、重度知的障害・自閉症のぽんたの特別支援学校の学校生活を、親目線でリアルにお伝えします。入学を迷っている方の参考になれば嬉しいです。

特別支援学校を選択

ぽんたの就学先を決めるとき、地域の小学校の支援級と特別支援学校でものすごく迷いました。

小学校の支援級なら、地域の子どもたちと学び交流があります。でも特別支援学校なら、その機会はほとんどなくなり、同じような特性を持つ友達と出会い個性を伸ばせます。ぽんた本人はよくわかっておらず、わたしの判断で決めなければなりませんでした。

どちらを選ぶのが正解だったか、それは今でもわかりません。でも、ぽんたには特別支援学校が圧倒的に合っていました。それだけははっきり言えます。

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特別支援学校の1日の流れ

【登校】
地域や学校によって異なりますが、スクールバスがある学校が多く、自宅近くの集合場所や自宅付近から学校まで送迎してくれます。保護者の送迎が必要な場合もあります。

【学校での1日】
朝は支度をして朝の会からスタート。午前中は生活の力をつける学習や国語・算数などの授業があり、間に体を動かす時間も入ります。お昼は給食と歯みがき、そして昼休み。午後も授業があって、帰りの会で1日をふり返ってから下校します。時間割や教科の呼び方は、地域・学校・学部によって異なります。

【下校・放課後デイサービス】
スクールバスで下校したり、放課後等デイサービスが直接学校に迎えに来てくれます。デイ利用後は自宅まで送迎してくれます。高等部になると公共交通機関で自力通学の練習をする場合もあります。

授業の内容

特別支援学校の授業は、普通の小学校とはまったく別物です。

国語・算数といった教科学習ももちろんありますが、それよりも生活する力を育てることが中心です。ぽんたの場合は、着替え・食事・コミュニケーションなど、日常生活に必要なスキルをひとつひとつ積み上げています。

大切なのは、その子の発達段階に合わせた学びができることです。クラスは地域にもよりますが少人数制で、先生も複数配置されているので、一人ひとりに丁寧に関わってもらえます。

先生の手厚さ

保育園のころのわたしは、毎日ヘトヘトでした。

普通の子に混じっての集団生活は、ぽんたにとってかなりしんどかったようです。行き渋りがひどかったり、イベントのたびに迷惑をかけることや日常のトラブルも多く、先生や他の保護者に何度も謝って、本当に大変でした。保育園の先生たちも丁寧に対応してくれましたが、子どもの人数が多く物理的にどうしても手が足りないというのが現実でした。

支援学校でもトラブルがゼロなわけじゃありません。ぽんたはかんしゃくを起こすと物を投げたり人を叩いてしまうことがあります。でも先生たちは、そうなる前のぽんたの変化をちゃんと見ていてくれます。かんしゃくにつながりそうな場面を事前にケアして、それでもうまくいかなかったときも、すぐそばで丁寧にフォローしてくれます。その安心感が、保育園のころと比べると段違いです。

さらにうれしいのが、ぽんた一人のための個別支援計画を作ってくれること。今どんな力を伸ばしているか、次はどんなことに取り組むかを懇談で具体的に話し合ってくれます。ぽんたのことを、一緒に考えてくれている。そう感じられるだけで、どれだけ救われるかわかりません。

ぽんたの変化が、いちばんの答えだと思います

特別支援学校に行き始めてから、ぽんたが変わりました。

入学前はひとりでできなかった着替えが、今はスムーズにできるようになりました。食事で食べられるものも増えて、言葉も少しずつ増えています。そしていちばん嬉しかったのは、お友だちと関われるようになったこと。以前は他の子と絡むことがほとんどなかったぽんたが、学校のお友だちの名前を話すようになりました。学校で練習したあいさつや習ったことを、外でも自信を持って実践するようになったのも、大きな変化です。「あ、ちゃんと学んでる」と、しみじみ感じる瞬間です。

保育園の運動会では苦手だったかけっこ、おそらくプレッシャーでいつも泣いて一度も自分で走れませんでした。それが、支援学校の運動会では楽しそうに走り、最後までゴールできたぽんた。そんなぽんたを見て涙が出ました。

親目線でいちばん感じるのは、ぽんたにすごく合っているということです。

無理させなくていい、ありのままでいられる場所に、やっと来られました。そんな感じです。

まとめ:入学前の不安は、入ってみたら吹き飛びました

  • スクールバス、放課後等デイサービスと連携した安心の登下校体制
  • 少人数クラスで先生が複数配置、フォローが手厚い
  • 授業はその子のペースに合わせた生活力・学習のミックス
  • 先生がかんしゃくの前兆を見て事前にケアしてくれる
  • ぽんた一人のための個別支援計画を一緒に考えてもらえる
  • 着替え・食事・言葉・友だちとの関わりが、入学前より全部伸びた

入学前のあの不安は、今となっては嘘みたいです。

今は、特別支援学校を選んで本当によかったと思っています。

同じように悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

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歯科衛生士のシングルマザー「ハル」です。重度知的障害・自閉症の息子ぽんたを育てながら日々奮闘中。福祉制度や療育のこと、障害児育児のリアルをお届けします。

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